【考察】ライブアライブ中世編の謎 魔王の正体とは?

ライブアライブ
PIRO
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こんにちはー!ゲームや漫画で楽しみながら英語を学んでいるPIRO(@EngPirosiki)です!

ライブアライブのHD-2Dリマスターを、先日クリアしました。

ライブアライブは、1994年にスーパーファミコンで発売されたゲームソフトで、2022年にニンテンドーSwitchでリメイクされました。

グラフィック、サウンド、その他もろもろ含めて正当に進化しており、最高のリメイクでした😊

振り返ってみて、功夫編、近未来編など、どのシナリオも魅力的ではあります。

甲乙つけがたいですけれど、その中でもやはり、中世編のシナリオが素晴らしいなぁと感じました。

そして中世編には、いくつかの謎が残っています。

例えば、魔王の正体はなんだったのか、とかですね。

そこで、この記事では、中世編の謎について、考察したいと思います😊

この記事はこんな人にオススメ
・魔王の正体について、考えてみたい方
・城の兵士の正体について考察したい方
・意外な伏線について知りたい方

※ゲームのネタバレを含みますので、未プレイの方はご注意くださいませ。

中世編のあらすじ

オルステッドは、城の大会で優勝し、その褒美として、アリシア姫と結婚することができました。

しかし、宴の夜に魔王が現れ、姫を連れ去られてしまいました。

姫を助け出すため、主人公のオルステッドは、親友のストレイボウ共に、魔王を倒す旅に出ます。

魔王の正体とは

いったい魔王の正体はなんだったのでしょうか。

①魔王などいなかった説

魔王など初めからいなかった」という説です。

オルステッドのセリフにもありますね。

憎しみが集まり、新しい魔王を生み出す。

魔王山の頂上にある魔王像が、憎しみを増幅する装置のようなものなのではないでしょうか。

PIRO
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ストレイボウやオルステッドも、魔王像がなければ、道を間違えることはなかったのかも。

②偽物の魔王が本物だった説

ハッシュは「魔王の力はこんなものではない」と言っていました。

しかし、本当にそうでしょうか?

確かに、昔ハッシュが戦った魔王の力は相当なものだったのでしょう。

でも、ハッシュの力が衰えたように、魔王の力も年月が経ち、衰えてしまった可能性もあります。

つまり、偽物と言われていた魔王が本物だった、とする説です。

城の兵士の正体

オルステッドが王殺しの罪を着せられ、魔王と呼ばれるようになるイベントがあります。

誤って王を殺害したオルステッドに対して、城の兵士のひとりが「まさか、ストレイボウと勇者ハッシュも」という発言をします。

この発言がきっかけで、オルステッドとウラヌスの容疑が一気に固まり、魔王呼ばわりされてしまいますよね。

この兵士、なんか怪しくないですか?

個人的にはストレイボウが変身した姿で、オルステッド達を犯罪者扱いするよう、うまく誘導したのでは?と思いました。

意外な伏線について

リメイクで追加された要素に、近未来編のカップルの会話があります。

「ずっと一緒だよ」と言い、プロポーズした直後に、ブリキ大王が登場します。

その影響で、地震が発生し、女性は男性を置きざりにして、ひとり逃げ出すんです。

それを見た男性は「ずっと一緒って言ったじゃないか、うそつきー」

と言う感じで泣きながらその場を後にします😆

コメディ風に書かれていますけれど、これってそのまま中世編の伏線になっていると感じました。

中世編では、アリシア姫も「誰よりもあなたを信じます」と言いながら、オルステッドのことを最後まで信じ続けることができずに、自害してしまいます。

・近未来編でプロポーズした男性を裏切った女性

・中世編でオルステッドを信じることができなかったアリシア姫

なんだか似ていませんか?

どちらも「人を信じることは難しい」ということを、分かりやすく表現したシーンだと思います。

まとめ

以上、中世編の考察でした。

ライブアライブHD-2Dリマスターは、私は最後、感動で号泣しながらクリアしました😭

今ならお求めやすくなっていますし(定価の半額以下!!)特にSFC版をプレイした方には、自信をもってオススメできます!

ぜひプレイしてみてくださいね!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
Thank you for your time!

コメント

  1. ナミ より:

    初めまして。自分もライブアライブリマスター版をクリアした者です。
    スーファミ版は小学4年生の頃に最終編まで行きましたがクリアできませんでした。

    自分もあの後、色々と考察してみました。原始編でモノな石がありましたよね。
    それで思ったのは、実は魔王山にある、あの銅像みたいなのは「モノな石」を
    使っているんじゃないかという考察です。まず、原始編から中世編のつながりを
    考えます。原始編に出てくる長老と、ルクレチア王のキャラデザが似てます。

    そこで思ったのが、原始編のポゴとべるの子供の子孫がルクレチア王国を
    建国したのではないかと思いました。まずポゴですが、なぜか「グーグー」と
    魔術的な行為をすることで相手を眠らせる能力があります。またべるも同じく
    「「るーるー」と歌を歌うことで「魔法」みたいなことができます。つまり、
    あの中世編でストレイボウが魔法を使えるのも、ポゴとべるが魔法の元祖の
    「おまじない」みたいなのを使えるのが原因で、現実世界の私達と違って
    ルクレチア人は魔法を生まれつき使えることが出来るのだと思いました。
    ウラヌスも「ゴットボイス」という叫びを利用した「魔法」を使いますが、
    ポゴの「ウォ~ウォ~」と同じ「善属性」であり、叫びを利用しています。

    次に、「モノな石」を手に入れたポゴの子孫はその石を加工することで
    「ブライオン」や「魔王山の入り口」のようなものを作りました。ここで
    個人的見解で確証は薄いですが、なぜ魔王山の入り口がブライオンに反応を
    するのか。それは「あの山はもともと、初代ルクレチア王の墓だった」という
    説を思いつきました。つまり魔王山は元々古墳だったのです。まず、魔王山の
    本来の名称は「王の山」だと仮定して話を進めます。ピラミッドや古墳のように
    山をくりぬいてダンジョンを作り、そこに宝箱を置いたのも「王への敬意」を
    持っていたのではないか。また魔王山は「城」というイメージはなく、奥に
    行くと「まるで遺跡」のような作りになっています。大昔はルクレチア人達が
    参拝していたかもしれません。そして山頂に「まるで騎士の様な姿」をした
    銅像があるのも、それこそ「初代ルクレチア王」なのではないかと思いました。
    ヘッドプランカーが「魔王」っぽい悪魔の様な姿じゃなくて「騎士」っぽい
    デザインなのは、もしかすると存在を忘れられた「初代ルクレチア王」の
    亡霊みたいなのかもしれません。「王の怒り」が魔王を生み出したかも。

    そこから時が経ち、魔物が住み着くとルクレチア王とルクレチア人は魔物を
    追い払うどころか諦めてしまいました。こういっちゃなんですが、あの国の
    人間は「他力本願」で、特に大人はネガティブな考えをしやすい国民性です。
    現にハッシュは自分は利用されていると思い込んで閉じこもり、大臣は王が
    オルステッドに殺されたことをいいことに玉座に座る。消えた姫を魔王山から
    助ける為に兵を率いることは一切しません。そして国民はすぐに感化されます。
    アリシアは自分を助けに来なかったオルステッドを見限って、ストレイボウを
    愛するなど、普通の人からすればちょっと自己中心的すぎるんじゃないかと
    思います。更に「魔王山」と、初代ルクレチア王の墓を魔物が住み着いたから
    「もう王の山とは呼べない」という理由でつけたとしたら、性格悪すぎます。
    オルステッドが牢獄から逃げる際に兵士が「口封じしたんだ」と盛る事から
    ルクレチア人は他人に依存する割には他人を信用していない可能性が高いです。

    つまり話をまとめますと、当初ルクレチア王国は「モノな石」を利用した
    加工技術に優れており、王国民もポゴとべるの遺伝子を継いでいることから
    「魔法」みたいな技を使える術を持っていましたが、ポゴの悪いところである
    「短気」なところ、べるの悪いところである「依存」が年々王国民の間で強く
    なってしまい、しかも建国の父への感謝を忘れた国民は「あの山はきっと魔物の
    親玉が居るに違いない」という妄想が「モノな石で加工した銅像」に宿り始め、
    その結果ライブアライブの魔王像になってしまったのではないかと思いました。

    • PIRO より:

      ナミさん、読み応えのあるコメントをありがとうございます!
      嬉しいです!

      原始編から「モノな石」のつながりとは、非常に興味深い考察ですね!
      各キャラクターの技にも、たしかに共通部分がありますね。

      ハッシュやオルステッドといった強烈な勇者がいると、ついつい他力本願になってしまうというのは、人間の本質をうまくついているような気がします。

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