
こんにちはー!ゲームや漫画で楽しみながら英語を学んでいるPIRO(@EngPirosiki)です!
※レベルEのネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
少年ジャンプの人気漫画家、冨樫義博氏が、ハンターハンター連載前に創り出した「レベルE」という作品。レベルEの中には、複数の物語があり、そのひとつに、ツインテールマーメイド編というものがあります。この物語に、いくつか謎があるのにはお気づきになりましたでしょうか?
例えば、以下のような点です。
・アメリカ転勤が取り消しになった本当の理由
・清水が銃で撃ち殺すと言ったのはハッタリか本気か?
私は何度も読み返してようやく理解できました。すでにご存知の方も多いかもしれませんが、この2つの謎について解説していきたいと思います。
結論を先にお伝えしておきますと
・アメリカ転勤取り消しの本当の理由は、父親の勤務先の社長がマーメイドに殺されたため
・清水は、悪党の魚人を本気で殺すつもりだった
です。
・レベルEのカラーレンジャー編が好きな方
・冨樫作品の考察をしたい方
・現在も冨樫仕事しろと思い続けている方
レベルE:ツインテールマーメイド編のおさらい
レベルEは、幽遊白書やハンターハンターの作者、冨樫義博氏が世に送り出した作品です。
宇宙人絡みのトラブルに巻き込まれる、地球人のお話が中心となっています。
ツインテールマーメイド編は、その中のエピソードの一つ。王子に改造されて、強くなった小学生5人、カラーレンジャーたちが活躍するお話です。
お金持ち相手に命がけの商売をし、大金を稼いでいるマーメイド。彼女は人質として、悪党の元で働いています。
長年の成果が実り、ついにノルマを達成し、自由を手に入れるはず…でした。しかし、行く先には卑劣な罠が待っていました。

レベルEの3巻(または電子書籍版の下巻)に収録されています。サブタイトルはBoy meets girl(ボーイミーツガール)です。
アメリカ転勤が取り消された本当の理由
それでは、ツインテールマーメイド編の謎について見ていきましょう。
清水のアメリカ転校が決まり、気まずくなるカラーレンジャーたち。しかし、物語の最後で、清水の転校は取り消されます。
取り消しの理由は、清水の父親の(ろくでもない)会社社長が亡くなってしまったからです。この社長というのは、物語の冒頭でマーメイドに刺された社長です。
社長がマーメイドを購入し、個室に連れ出すシーンで、松尾産業が写っています。

そして清水の両親が、転勤取り消しの電話をするシーン。こちらも同じ松尾産業が写っていますね。

以上のことから、マーメイドに殺された社長と清水の父親は同じ松尾産業で働いていた、ということになります。

カラーレンジャーたちは、マーメイドを助けました。でも、マーメイドが社長を殺したおかげで転校がなくなったわけですから、ある意味マーメイドに助けられた、とも言えますね。
銃で打つのはハッタリか本気か?
ツインテールマーメイドの特性として、嘘をついた人の頭を舌でつらぬく、というものがあります。敵味方関係なく反応するため、発言には気をつけないといけません。
直前に彼女と悪党の連中が会話をしていることから、彼女の耳は確実に聞こえており、嘘をついたら舌で刺されてしまいます。しかし、清水の「言えよ。言わなきゃぶっ殺す」というセリフに対して、彼女の嘘検知センサーは反応しませんでした。

つまり、清水は本気で悪党を銃で射殺するつもりだった、ということになります。清水のセリフ後、彼女の舌が反応していないことを察した悪党たちは、本気であることを悟り、動揺したのです。

小学生でなんという度胸でしょう。将来大物になりそうですね。
まとめ
アメリカ出張が取り消しになった理由は、ツインテールマーメイドによって、清水の父親の会社社長が殺されたから。そして悪党との対決では、清水は本気で銃殺するつもりだったようです。
レベルEは冨樫作品の中でも、物語1つ1つの完成度が高く読み応えがあります。
例えば、甲子園編は、謎解き要素も含めて非常によくできています。
絶賛休載中(?)のHUNTER×HUNTERは、いつ連載再開するかわかりません。今のうちに、レベルEや幽遊白書などの、冨樫作品も体験してみてくださいね!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
Thank you for your time!
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