はじめに
こんにちは!ゲームや漫画で英語を学んでいるPIROです😊
今回は幽遊白書の海藤vs蔵馬が英語版の漫画ではどうなっているかを、お伝えします。
※幽遊白書のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
幽遊白書とは?
言うまでもないかもしれませんか一応説明を。
幽遊白書は、HUNTER×HUNTERの作者、冨樫義博氏の名を世に知らしめたバトル漫画で、90年代のジャンプ黄金期を支えた名作です。
英語版も発売されていて、紙の書籍だけでなく電子書籍のKindleや楽天Koboでも読むことが可能です😊
海藤 vs 蔵馬 あらすじ
物語の中盤で出てくる海藤という人物がいます。
この相手は禁句(タブー)という能力をもっており、禁じられた言葉を言ってしまうと魂を取られてしまうという、強力な力をもっています。
そして対戦する相手は蔵馬。もともとは「あつい」というタブーを言った方が負けとなるものだったのですが、彼の提案で、ルールが変更されます。
そのルールとは、
ひらがなの「あ」から順に「い」、「う」と1分ごとに使える言葉が1つずつ無くなっていき、使えなくなった言葉をしゃべってしまった方が負け、というもの。
また、全ての言葉がつかえなくなった場合も蔵馬の負けとなります。
日本語のひらがなの特徴を使った名シーンなのですが、
はたして英語ではどうなっているのでしょうか?
※ちなみに元ネタは「残像に口紅を」という筒井道隆氏の小説です。
これも面白い作品なので気になった方は読んでみてください!
日本語版と英語版の違い
日本語版との違いは大きく3つあります。
1.ひらがなの部分がアルファベットになっている
2.消えていく順序が逆
3.驚かせる言葉はA
まず、ひらがなだった言葉がアルファベットになっていて、消える順序も逆になっています。ZからはじまってY、Xと消えていき、最後にAが消えると終了、といった感じです。そして物語の終盤に「わ!」と言って海藤を驚かすシーンがあります😊
英語では「A!!!!!」となっていました。

とても工夫されていて、個人的には大満足でした😊
ああ、ついでに
前哨戦で「あつい」と言ってはいけない、というルールがあり、桑原がオレンジジュースを頼む際に「ああ、ついでに、」とタブーを言って魂をとられるシーンがあります。
こちらは英語だと「Hot」がタブーとなっており「2shots with ice」と言ってしまい魂を取られます。

これも上手いな~と思いました^^
最後に
翻訳者の方は大変だったと思うのですが、上手い具合に訳されていて、個人的にはとても楽しく読むことができました😊
英語の漫画は、日本語版との違いを確かめながら学べてオススメですよ!
ぜひ楽しみながら、漫画でも学んでみてくださいね😊
最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you for your time!
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